Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
小林 則幸*; Bosia, G.*; Petzold, B.*
Fusion Engineering and Design, 53(1-4), p.475 - 484, 2001/01
被引用回数:17 パーセンタイル:74.75(Nuclear Science & Technology)ITERの電子サイクロトロン装置はプラズマ加熱、定常運転のための中心/周辺電流駆動、ネオクラシカル・ティアリング不安定性の安定化のための局在した周辺電流駆動、第一壁の放電洗浄、電子サイクロトロン共鳴による初期電離を供給することを想定している。これらの機能を実現するには色々な角度で高周波ビームを入射することが必要であるが、一方厳しい環境条件下でのビーム入射機器に対する高い信頼性が必要となるため、電子サイクロトロン装置を大きく2つに分けた設計をすることとした。1つはコアサブシステムと呼び、おもに定常運転とプラズマ加熱に用いることを想定し、高周波ビームを水平ポートから入射する。他はNTMサブシステムと呼び主にネオクラシカルティアリングモード不安定性を抑えるために用いることを想定し、高周波ビームを上部ポートから入射する。
坂本 慶司; 春日井 敦; 高橋 幸司; 恒岡 まさき; 今井 剛; 假家 強*; 林 健一*
Journal of the Physical Society of Japan, 65(7), p.1888 - 1890, 1996/07
被引用回数:19 パーセンタイル:81.79(Physics, Multidisciplinary)ITER等の核融合プラズマの電子サイクロトロン加熱・電流駆動用発振源である170GHz帯大電力長パルスジャイロトロンの開発に先駆けて、超高次の導波管モード(体積モード)を用いた発振の物理的検証を行うために短パルス(1ミリ秒以下)で動作する小型の発振検証用ジャイロトロンを製作し、発振特性実験を行った。その結果、TE31,8モードにおいて、ビーム電圧88kV、ビーム電流45Aで出力1.13MWの安定な単一モード発振を達成した。最高効率は30%であった。また、磁場、ビーム半径を制御することにより、発振モードを制御できることを実験的に明らかにした。このように高次のモードであっても、発振は極めて安定であり、今後の1MW、170GHzジャイロトロンの開発に対し極めて明るい見通しが得られた。
井上 多加志; 草間 義紀; 杉本 誠; 奥野 清; 中嶋 秀夫
no journal, ,
現在ITERは、サイトである南仏サンポール・レ・デュランスにおいて建屋の建設が急ピッチで進められており、並行して、参加7極ではITERの核となる機器の設計・製作が進展している。TFコイル実機用導体の日本分担分の製作は既に完了した。TFコイル、CSコイル導体についても実機製作に着手している。中性粒子入射装置(NB)では、実機の製作に先立って伊・パドバにNB実機試験施設(NBTF)を建設し、実機と同等の電源、NB装置を持ち込んで試験を行う計画である。日本は1MV直流高電圧の絶縁技術が必要な電源高電圧部、HVブッシングの調達を担当しており、2015年10月に高電圧電源の第一陣を船積みし、一路イタリアに向けて出航させた。本講演では、日本が調達する電子サイクロトロン加熱装置の水平ランチャー、ブランケット遠隔保守装置、計測機器(ポロイダル偏光計、周辺トムソン散乱計測装置、ダイバータ不純物モニタ、ダイバータ赤外サーモグラフィ等)、ダイバータ外側ターゲット、テストブランケットモジュール(TBM)の設計、R&D、及び調達について概要を報告する。